厄除け詩集 (講談社文芸文庫)のレビュー
岩波文庫も良いけれど・・・
井伏鱒二の詩については、最近、岩波文庫から『井伏鱒二全詩集』というかたちで出版された。こちらの『厄除け詩集』にはない詩も含まれている。だからこちらの詩集がそのうち絶版になるのではないか、と危惧してしまう。新潮文庫の井伏鱒二作品なんかもエントリー数が減っているし・・・
しかし、こちらの詩集には、岩波文庫とは違う解説が付いている。河盛好蔵氏と大岡信氏の、井伏氏の詩に対する文章。解説については、個人的にはこちらの講談社文芸文庫版のほうが、好きである。
別に出版社の回し者ではないけれど、井伏氏の詩が好きな人であれば、やや値段が高いとはいえ、買って損はないと思う。絶版にならないためにも。
しかし、こちらの詩集には、岩波文庫とは違う解説が付いている。河盛好蔵氏と大岡信氏の、井伏氏の詩に対する文章。解説については、個人的にはこちらの講談社文芸文庫版のほうが、好きである。
別に出版社の回し者ではないけれど、井伏氏の詩が好きな人であれば、やや値段が高いとはいえ、買って損はないと思う。絶版にならないためにも。
これか~!
あ、これか~!って感じです。何がって?
あれですよ、あれ。「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」ですよ!
あれですよ、あれ。「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」ですよ!
実は単行本の方も持ってるんですが、装丁が綺麗過ぎて
読むのに気を使っちゃいます。
でも、この文庫本の方は気軽に鞄に突っ込んで、
電車の中なんぞで独特の世界を堪能できます。
「あれ」の原典(?)を持っている、というだけでもお得な気分にさせてくれる一冊です。

そっけないくらいに簡素な文体の中に、非常にくっきり見えてくる風景があります。
ほんとになんでもないことを書いているのに、なぜか「うーん」と唸ってしまう。
なんとも不思議な言葉のリズムが心地良いです。
日本人で良かったと思わせてくれた一冊。